Posts tagged: 福島第一

第58回早起き法話会

By , 2013年8月8日 2:21 pm
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8月1日、福島県双葉町の光善寺副住職、藤井さんのお話

遅ればせながら早起き法話会の報告です。今年で58年目を迎える早起き法話会ですが、各地の布教使さんたちをお招きし、それぞれの視点から仏法のよろこびをお聞きしました。

初日の藤井さんは、福島第一原発の立地している双葉町の出身で、お寺は原発から3㌔しか離れていません。ですから現在もいわき市で避難生活を続けておられます。震災発生時のお話や事故当時のこと、避難生活でのご苦労をお聞きいたしました。

支援活動を通して震災初年よりおつきあいをさせていただいて、今回来ていただく事が実現いたしました。ちなみに藤井さんのお寺光善寺さんは初代が高岡市麻生谷の西光寺から相馬へ移民されたお寺です。 Continue reading '第58回早起き法話会'»

一日会役員会

By , 2012年2月18日 8:24 pm

ひと時の日差しで本堂の屋根が美しく輝く

15日〜17日、高岡教区災害救援活動専門委員会から福島第一原発の事故による避難生活中の住職方への聞き取り調査のため、いわき、郡山、福島、仙台を訪れてきました。電話でお話しさせていただいていたご住職方にお会いでき、貴重なお話をたくさん伺うことができました。3月11日には、相馬でも東日本大震災一周忌法要が勤まるようですが、高岡教区でも勤める予定です。そのときに今回お聞きしたお話をもとにパネルディスカッションが行われます。詳細は後日、お知らせします。

今朝、起きてみると予想以上の積雪に驚きました。これまでの積雪を全て覆い隠すように真っ白な新雪がすべてを美しく包んでいました。仏教婦人一日会の役員会が午後から開催され、今年度と来年度の諸協議がなされました。いよいよ春の当来を待つ時期となってきました。

相馬組へ…その2

By , 2011年11月24日 7:51 am

常福寺を借り勤修された報恩講に参拝された飯舘村のご門徒さんたち

19日の朝、支援米を載せた2トン車を運転して下さったご門徒のお二人はご都合により、先に富山へ帰られました。残った私たちは、相馬組の組長、松山住職に会いに、一路相馬市へ。東西で津波の被害の分かれた国道6号線を北上し、福島第一原発から40km以上離れたところに光善寺さんはありました。松山住職のお話によると、避難中の寺院が7ヶ寺ある中、今は連絡を取り合っているが、これから組としての活動が維持できるのかが不安だとおっしゃっていました。5kg袋のお米をお渡しし、本堂に参拝。外陣の虹粱の彫刻の見事な様式に思わず見とれてしまいました。このお寺のご門徒さんも津波で亡くなられています。多くのお骨が本堂に安置されていました。

18日にブータン国王夫妻が訪問された相馬市立桜丘小学校は、光善寺さんのすぐご近所で、一日違いでお会いすることはできませんでしたが、その小学校前を通って津波被害のあった海岸線へ向いました。相馬の津波被害地域は、 Continue reading '相馬組へ…その2'»

相馬に富山米を送ろう!プロジェクト

By , 2011年10月31日 12:04 am

福島第一原発の周辺地域は東北教区相馬組といい、全10ヶ寺中7ヶ寺が避難生活を余儀なくされています。その僧侶、門信徒の初代の多くは、私達の暮らす高岡教区内から約200年前に移り住まれた方々です。このプロジェクトは、浄土真宗本願寺派高岡教区から耕作放棄地となった相馬の皆さんへ富山米を届け、深いつながりをみつめるものです。ご協力をお願い申し上げます。詳細はチラシをご覧下さい。