Posts tagged: 真宗大谷派

チャリティートーク&ライブIN高岡

By , 2013年2月6日 7:28 pm
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トークの様子

2月4日(月)午後7時より「東日本大震災復興支援チャリティートーク&ライブIN高岡」が開催されました。お東さんとのコラボで行われた今回のイベント。いろんな意味で支援のことを問い直させていただいた内容でした。トークの部では、まず真宗大谷派の仙台教区仏教青年会代表の石田悠晃さんがお話しされ、被災地内での被害の差や意識の温度差によるなかで見つめて来られた葛藤を聞かせていただきました。自分自身が問われ、支援のあり方に悩みながら進もうとされる気持ちがひしひしと伝わりました。

次の佐々木道範さんは、福島県二本松市の真行寺副住職で、お寺で経営している幼稚園の除染やお子さんたちの被ばくを避ける活動などについて話され、本当はやりたくないんだけど、 Continue reading 'チャリティートーク&ライブIN高岡'»

東日本大震災復興支援チャリティートーク&ライブin高岡

By , 2013年1月20日 9:51 pm
トーク&ライブ 高岡 チラシ表

チラシ表

長年の真宗大谷派のみなさんとの交流から、若院はこのたび下記のイベントの副実行委員長となりました。みなさまのご参加をお誘いいたします。

ゲストのひとり、佐々木道範さんは、福島県二本松市のお寺の若はんですが、幼稚園の園長先生もされていて、原発事故による子供たちの被ばくを少なくする多大な尽力をされてきた方です。本格的な除染活動や全国の有志に呼びかけて食品の放射線測定機を購入し、NPO団体「TEAM二本松」を立ち上げ、様々な食品の測定をするなかで、明治の粉ミルク「明治ステップ」からセシウムを検出し、指摘したことで、全缶回収にまで至ったことは有名なお話です。その活動が世界中に知られることになり、 Continue reading '東日本大震災復興支援チャリティートーク&ライブin高岡'»

映画「六ヶ所村ラプソディー」上映と鎌仲ひとみ監督のトーク

By , 2012年5月9日 11:24 am

季節の華で荘厳されたお内仏さま

月忌参りに伺うとお内仏さまには美しいお花が供えられています。お花のお好きなお宅では、育てていらっしゃるお花や草木をアレンジしておられ、清々しい気持ちで読経させていただけます。

午後、大谷派富山教区の社会問題研修会、映画「六ヶ所村ラプソディー」上映と鎌仲ひとみ監督のトークが東本願寺富山別院で開催され、行ってきました。

イラク戦争での劣化ウラン弾使用にともない、多くの子供たちが白血病やガンにおかされて、亡くなっていく現実を目の当たりにして、政治的な問題と核の問題を見つめ続けている氷見市出身の映像監督、鎌仲ひとみさんがゲストでした。今回は彼女の核三部作といわれる第二作目、 Continue reading '映画「六ヶ所村ラプソディー」上映と鎌仲ひとみ監督のトーク'»

親鸞聖人を語る夕べ&相馬移民200年記念シンポ

By , 2011年11月26日 10:56 pm

杉岡誠氏

昨夜、放射能汚染によって全村避難を余儀なくされている福島県飯舘村より、善仁寺住職で飯舘村村役場職員の杉岡誠さんを講師にお招きし、西本願寺高岡会館の報恩講のお初夜「親鸞聖人を語る夕べ」が開催されました。750回大遠忌法要の年ということで、宗祖讃仰作法の音楽法要でのお勤めがあり、その後、杉岡住職のお話を聞きました。

まず、先日、高岡教区から支援米を届けてもらったことへの謝辞と、飯舘村のご門徒さんたちが、大変喜ばれたことを寄せ書きからご紹介されました。お米を提供して下さった方々もお参りで、直接お礼のお言葉をいただけたことが有難かったです。そして3月11日に何がおこったのか、その後、原発事故の村への影響などを体験から分かりやすくお話しくださいました。東京工業大学大学院で核物理を専攻されていた科学としての視点から、冷静に事故の被害状況を測定し、村民の不安と向き合われたのでした。県も国も村に情報を伝えなかったことで多くの村民が大量の被爆をしてしまったことへの悔いを吐露されました。全村避難完了までに5ヶ月もかかった対応の遅さから、日本がいかに原子力災害に対して無知で、無防備だったかが明らかになり、これから一人一人が物理を学び、核に対する知識をもってこの問題と向き合っていかなければならないとおっしゃいました。原発の是非については、 Continue reading '親鸞聖人を語る夕べ&相馬移民200年記念シンポ'»