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御正忌報恩講

By , 2011年1月12日 4:51 pm

打敷の裏書

雪の降る中、本堂でお正月のお飾りから16日の御正忌(ごしょうき:親鸞聖人のご命日)のお飾りへと準備をしました。昨年の大遠忌法要には、大法要用の打敷をお掛けしたので、いつも11月の報恩講にお掛けするものを広げました。その裏に写真の文字が記されています。

これは100年前の親鸞聖人650回大遠忌法要を記念して、福岡町地区の門徒さん方が合同で寄付されたものであることが分かります。ご本山の法要が明治44年でしたので、翌年の45年に5日間の法要を勤修したことになります。

毎年、報恩講の期間だけしかお掛けしない打敷も、百年が経とうとしていますが、大切に扱われて来た先人のこころと歴史を手に触れるたびに感じます。

このたびの御正忌報恩講は、15日と16日にお勤めしますが、インターネットでライブ中継される法要の模様を Continue reading '御正忌報恩講'»