若神組 連続研修会 交流会

By , 2010年8月22日 11:04 pm

蓮如上人作 身代わりのご真影

善興寺が所属する高岡教区若神組主催の「第11期連研」の7回目にあたる今日、交流会と題して日帰りバスツアーに行ってきました。これは、第10期から試みられている受講者と門徒推進員のみなさんとの交流を真宗に縁のある地を訪れて深めようというもの。31名の参加者があり、五箇山の各地と井波別院参拝ならびに第18回ダーナバザーへ参加してきました。

五箇山では、親鸞聖人のご真影(蓮如上人作「身代わりの尊像」)が安置されている大谷派の称名寺さんへ参拝、なぜこの地にこのご木像がやってこられたか縁起話をご住職よりお聞きしました。このご本堂は、柳宗悦さん、棟方志功さん、浜田庄司さん、河井寛次郎さんなど、民藝運動のリーダーたちが記念撮影した場所でもあり、知る人ぞ知る名刹です。みなさん感心しておられました。

報恩講料理

また、昼食は菅沼地区の五箇山合掌の里で、報恩講料理を合掌造りの建物でいただきました。時期的には食材が早かったのですが、ご用意していただき、汗をかきながら瑞々しい野菜のいのちを味わいました。ここは本当におすすめのところです。

食後は赤尾へ移動し、岩瀬家の見学、そのお隣の行徳寺さんでご住職から開基・道宗さんのお話をうかがいました。1時間県内に私たちの知らない真宗の歴史や文化が生き生きと息づいている、そんな感動を得て帰路につきました。

2 コメント “若神組 連続研修会 交流会”

  1. ありがとうございました。報恩講料理いかがでしたか?季節的には違っていましたが、飛鳥山善興寺様が、石動山系の天台宗とは知りませんでした。北陸一帯が天台宗から浄土真宗に改宗したのは時代の流れだったのかも知れませんが、朝倉氏が越前を一向宗を通貨させなかった為、この五箇山が交通の要所となったのは過去の事実みたいですね。五箇山には、白山を中心とする天台宗や、それ以前の密教系の逸話が沢山です。合掌の里とすれば、歴史や自然、加賀藩、宗教的に調べることが楽しみな毎日でございます。またのご来店お待ちしております。

  2. administrator より:

    先日はお世話になり、ありがとうございました。時期的に早いのにも関わらず、報恩講料理を準備していただき、参加者のみなさんも大満足で研修会の意義を深められたようです。また、お世話になります。

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