前坊守一周忌法要

By , 2012年6月24日 5:30 pm

内陣での法要の後、右余間で法名前読経

前坊守・澍法院釋妙雅が往生してちょうど一年がたち、一周忌法要をお勤めいたしました。全国から親類縁者が集い、本堂にて法要、大阪の正福寺住職、林寺脩明師に御法話を賜わり、前坊守のことを偲び、仏縁と仏恩をともに感じさせていただきました。皆さんといっしょに読経すると、大きく不思議な音に包まれます。自分の声とあの人の声の境がなくなり、仏さまの声として聞かせていただける時と空間が広がるのでした。このままずっとこの音に包まれていたい、と思うようになったところで法要は終了。もう二度と戻ってこない尊いご縁が法要なのだと改めて教えていただきました。

法要の後、塗装が施され、美しくなったお墓にお骨が納められました。死の縁は、それで終ではなく、新たなはたらきとの出遇いの始まりです。そのことをいただくのが法要であり、今回は前坊守の浄土からのはたらきを受け止めさせていただきました。お供え物やご仏前等いただき、有り難うございました。特に遠方からのご親戚のみなさんには、ご足労をおかけいたしました。合掌

林寺脩明師のご法話をいただく

納骨の様子

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